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日記|go8photo.com ごうやふぉと::『のんびり』

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『のんびり』
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現在秋田県でつくられているフリーペーパー
のんびり」の編集長㈲りす代表藤本智志さんのトークイベントに
いってまいりました。


私は田舎生まれ&育ちっていうこともあって
地方のクリエイティブ発信などにとても興味があります。

地域おこし、っていうと正直そこまでのパワーや企画力は
自分にはないけれど、写真や絵、言葉などを含む
「表現」によって地域の魅力を伝えることをできないかな〜と
ふつふつ考えている訳です。


そこで今回のトークイベント参加。

いやーよかったよかった!
藤本さんの話おもしろいし、熱いけれど自分の想いだけで
一方的に語るようなトークとは違って
ちゃんと聞き手に響く内容でした。


私の解釈の違いなんかもあるでしょうが
一部、つたないまとめメモ。


そもそも藤本さんは

Re:s
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あたらしいふつうを提案する。Re:Standard

駆け足な世の中がぽろぽろと落としていった
大事なものをひとつひとつ拾い上げていく
そんな雑誌をつくろうと思います

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
というコンセプトを元にした
雑誌の編集長をつとめていた方。


「編集力」が世の中の暮らしや価値観を変えられるという信念をもとに
現在は神戸を拠点に秋田でもどこへでも
時間が許す限り車で向かうんだそうなのですが
とにかくいろいろ見たい
全国にはいろんな魅力がたくさんあるからと。


広告がない雑誌の先駆けでいくところでは
「暮らしの手帖」が有名ですが

Re:Sも同様に広告を一切いれていなかったそうです


本当によいものを発信する雑誌である為には
常にフレキシブルでいたい為というのが
編集長藤本さんの一番のこだわりだったのだそうです。

つまり、
誌面で特集する企画、ネタなどが以降ページの
広告につながるということで
実際に取材してみて実はこっちの方が
いいのに!こっちに変えたい!となるのが
できなくなるというのがいやだから
ということだったんですって〜


そのような姿は素晴らしいし
すごいなーっておもうけれど
実際そのフットワークはすごいですよ

最終目的は同じだとしても
先にイメージしていたものを
壊して新しく立て直していくって
ホントにパワーがいること

ホントにいいものをつくろうとしてるんだなーて
でもって一緒に仕事したくなる人だろうなー
絶対的信頼を得られる人だろうなーって

思いました。

それから
100%の脚本が出来上がって形にした時
面白さが80%で終わってしまうという
ことがあるけど
それを上回るのが本当のプロだと思う

ていう言葉にもグサグサ。

いい意味での裏切りは必要だなーと改めて。


また、「のんびり」というタイトルの由来ですが
とにかくのんびりとした土地の
秋田は全国に誇る魅力がたくさんあり
これからの日本の目指すところである

しかしそこに気づけず全国的に見ると
自殺率NO1だったりマイナスなところで
勝ってしまっているところがあるけれど
もうそうではないよ〜
「non-biri」である!!
といったメッセージも含まれているそうです

秋田に興味をもつ人だけをターゲットにしない為に
あえて「秋田」というワードを入れなかったというのも
編集長として賭けだったのだとか。


あ、もっと素敵な言葉もあった

地方に暮らす人々が「土」であるなら
あちこちを飛び回って
「風」を吹き込む自分のようなものと
あわさることが「風土」となる


わー風にも土にもなりてっす!



それから現在〜11/26(火)まで
東北芸術工科大学で展示中の「池田修三展」
きっかけのエピソードもよかった!

絵や写真が作品として日常的に
売れない日本で、もっと絵を買う人を
増やしたい、と
絵画展を何度も手がけてきた
藤本さん。でもやっぱりなかなか売れない
という背景があったそうなんですね

しかし、秋田では象潟出身池田修三氏の絵を
祝事などで贈り合う文化がすでにあったということに
感激し、もっと深く知るようになると同時に
展示会を象潟をはじめ
全国で巡回することになったそうです。

秋田の人にいつか池田修三記念館をつくろうと
話をしているけれど

具体的に展示したらこんな感じですよ〜
こんなに見に来ている人がいるんですよ〜
こんな感想がありますよ〜〜
といったこと展示してみせることで
完成したときのイメージができるように
全国で展示をはじめたんです

って。

ホント、人って言葉だけでは
計り知れないことがあるけれど
ちゃんと形になると一気にそこを目指して
ガンバれるってことが
多々。

いや、言葉でいうのは簡単だけど
難しいよね実際。




そして秋田県、県の事業でこんなおもしろ発信を
しちゃってるってところが粋だわ!

もっと勉強しよ。っていうか興味をもつことなどには
貪欲に片足突っ込んでいきたいなー
いつか土のひとになれるように
力をつけないと。

刺激になったトークイベントでした

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